突然政治的な話になるわけではないのですが、今朝の朝刊の一面に戦闘終了直後の沖縄の街の様子が写し出された写真が載っていました。AIを駆使してカラーで再現されていましたが、同時に掲載されていた白黒写真でも十分に当時の空気感が感じられました。

何故こんな話を取り上げたかというと、我が家の仏壇のご先祖様の命日の記録帳の中に今日が祥月命日の、ある方の法名が記載されていることが常々気になっていたからです。

「殉国院釋〇〇」というその文字の連なりと、今日が祥月命日であることを考え合わせるとどんな最期を迎えたか容易に想像できます。この方は祖父の兄の長男でいわゆる本家の長男だったのですがその戦死に伴い他に男兄弟がいなかった関係で我が家が仏壇や墓地を引き継ぎました。

その方の様子は戦地で撮った写真を見たことがあるので想像はつきますが、立派な体格と笑顔が印象に残っています。小樽生まれの農家の長男が沖縄の地で場所も特定できない、本人も確認できない形で最期を迎えたのだと思います。およそ本人が望んだ形での生涯ではなかったと思います。

そんな昔の話ではありません。自分が生まれる数年前の話です。

自分たちの世代はともかく子や孫の世代がこのような事に巻き込まれていったらと考える方は少なくないはずです。でも最近「いや~な空気」を感じます。

先日1930年代のドイツの政争のドキュメンタリー番組を見ました。あの優秀な人達がこぞって右手を高々と掲げて「ハイル!」という映像に驚きつつも今感じている空気感と無縁ではないような気がしています。

そうです今日は「沖縄の日」です。

こちらの記事を読まれた方はぜひ下記の記事も合わせて読んでみてください



投稿者: