昨日今日の暑さは北九州の大雨を尻目に、北海道が全国一位を記録するなど、昼休みに短時間屋外を歩いただけでそのジリジリ日照りを肌で感じました。

こんな時に決まって思い出すのが西洋館の思い出です。

この夏は北海道に帰省せずに東京でギッシリバイトをやって秋冬の資金を稼いでおこうと決めた年がありました。学生時代の事です。当時、賄い付きの下宿でしたが夏休みは学生数が少なくなるので食事がでない決まりになっていました。「食事が出ないなら広くて駅近な俺の部屋を使っていいよ」と優しい先輩が声をかけてくれました。おまけにそのアパートは西洋館と言われているとのこと、夏休みが来るのが楽しみになりました。

先輩が帰省し、早速西洋館に行ってみると随分とイメージが異なります。どう見ても西洋風には見えません。でも「せいようかん」と呼ばれていることには違いないとのことでした。不思議な思いで4~5日過ごし、ある日その意味が分かってきました。そのアパートの正式名は「鈴木荘」というのですが、あだ名の「せいようかん」の書き方は、「西陽館」(西陽のやかた)だったのです。その日の午後たまたま休みで部屋で寝ていてあまりの暑さに室温計を見てみると見たこともない、40度越え。驚きで熱いのに震える思いでした。それでも諸事情があってそこでひと月過ごさねばならず、10キロほどの減量の思い出とともにその夏は終了しました。

秋冬は反動もあってかあっという間に体重が戻り、せっかく稼いだ軍資金はリバウンド資金と化しました。暑くなると思い出す青春時代の汗臭い物語です。

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